2014 Tryus 西宮

社会の高齢化に伴い、都市におけるデイサービスはニーズの多様化が進み、プログラムの充実と特化性は利用者獲得の上で重要性を増している。老舗のシューズメーカーであるクライアントが、特に妥協を許さなかったのは施設環境である。「歩く」ことへの追及とそのノウハウは、「歩く環境」へのこだわりでもあり、利用者に対する精神面での配慮であったと考える。緑あふれる庭は建物の大開口により、自然光と共に内部空間へと取り込まれ内外を緩やかに繋ぐ。その開放感は利用者の運動に対するモチベーションを誘発し、プログラムへの取組みが一層充実するものと考える。この「心の充実」こそが、施設における最も重要なサービスとなっている。

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